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博徒進化論 =麻雀編=

★Level 1 (生まれて初めて牌に触りました)

・ピンフとタンヤオの区別が付かない。

・人が打ってるのを後ろで見てて嫌がられる。

・しかも、“ねぇねぇ、この何も描いてないのはハズレ??”等、言っちゃいけない事を言ってしばかれる。

・気付いたら▲200とかになっている。

・しかも、本人は事の大きさに気付いていない。






★Level 2 (これを捨てればいいのかな??)

・大三元と四暗刻は覚えた。

・ゲームの進め方だけが何となく分かってきた。

・でも、本を見ながらでないと打てない。

・対面からチーをしようとする。

・本を読みながら打ってて
  “ねぇねぇ、今何処のページ見てたの??”と訊かれ、
  “ん〜ここ。チャンタの所〜。
 とか答えてしまう。

・役無しでロンして満貫払いを経験。

・でも、まだ事の大きさに気付いていない。






★Level 3 (役は大分覚えたよ)

・ある程度役を覚える。

・飜数が分かっても府計算が分からない。

・この辺で役満なんぞ上がる事もある。

・しかもトップを取ったりしてしまう。

・その為、この辺で将来の人生設計を考え直すヤツもいる。

・でも、相手の当たり牌がまだまだ読めない。






★Level 4 (仲間内ではそこそこ強いぜ)

・危険牌がフィーリングで分かってきた。

・実力でTopを取れるようになってくる。

・その為か、仲間内からは【雀皇様】と呼ばれたりする事もある。

・ちょっとレートを上げてみる。

・フリー雀荘に1人で入ってみたりする。

つばめ返しに挑戦して大失敗。ボコにされる。






★Level 5 (巷の雀荘じゃ顔なの)

・顔なじみの雀荘が2〜3件出来る。

・雀荘のメンバーのバイトなんぞ始めてみる。

・仲間内からの麻雀の誘いが減ってくる。

・一昼夜雀荘に入り浸る事が増えてくる。

・“弟子にしてくれ”という人が出てくる。

・それと反比例するかのように、友達が減り始める。






★Level 6 (伝説の雀鬼)

・無敗。

・弟子希望殺到。

・プロテスト合格。

麻雀博物館殿堂入り。

・麻雀で稼いだ金で、雀荘経営に手を出してみる。

・更に調子に乗って、自伝とか出版してみる。(売れ行きは地味)

・本当の名前は“シゲユキ”なのに、勝手に“アカギ”とか“カイジ”とかいう名前で呼ばれる。

・たまに“哲也”とも呼ばれる。

・街を歩いてて、突然
 “新宿一の座を賭けて、俺と勝負しろ!!”
 と言われる。

・鷲巣様と1年間打ち続ける。

・だんだんマギー司郎に似てくる。







そして誰もいなくなった。






麻 雀 と は 、 孤 高 の 遊 戯 で あ る 。
時 に 孤 独 を 感 じ る 事 あ れ ど 、
全 て 甘 ん じ て 受 け る 事 こ そ 、
勝 利 の 鍵 で あ る 。





寂しくなんか無いもん!! (一索鳥に語りかけながら)


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